「シャネル」のフレグランスイベントをジャン=ポール・グードとともに体験! ダンスオーディションも開催

シャネル(CHANEL)」は4月7日まで、東京・新宿のルミネ0で人気フレグランスシリーズ「チャンス」のイベントを開催中です。会場には長年「シャネル」の広告を担当し、「チャンス」の新作キャンペーンも手掛けた仏アーティストのジャン=ポール・グード(Jean-Paul Goude)の作品を集めた展覧スペースと、彼のキャリアと人生を辿るシアタースペースが登場します。そしてなんと、ダンスオーディションをテーマにした新作CMにちなみ、実際にダンスオーディションを開催!審査員はジャン=ポール本人と、CMのダンスを振り付けたライアン・ヘフィントン(Ryan Heffington)が務めるという、本格的なオーディションです。イベント開催前日には、ジャン=ポールが来日し、アンバサダーでバレエダンサーの飯島望未さんとプレスに対して自らイベントを案内をしてくれました。世には出ていない貴重な作品やスケッチなども満載なイベントをリポートします!

まず会場に入って最初にあるのはシアタールームです。ゆったりしたソファで映像が見られる贅沢なスペースになっています。ここではジャン=ポールの生い立ちや彼が今まで手掛けてきた作品などをまとめたドキュメンタリーを放映しています。1時間以上ある映像で、ダンサーでもある彼が心を打たれたロシアのバレエから、マライア・キャリー(Mariah Carey)との仕事まで、幅広く彼のキャリアや考え方について知ることができます。ジャン=ポールファンは必見ですね!

シアターを出ると、ジャン=ポールの広告作品を展示するスペースに進みます。まず展示しているのは、ジャン=ポールが「シャネル」のために初めて手掛けた作品です。メンズフレグランス「エゴイスト」シリーズのために、女性が男性のエゴイズムに嘆く姿や、一方で男性が自身のエゴイズムと戦う姿を表現しています。続いてブラジルで撮影した広告キャンペーンは、当時CGなどがなかったために全てリアルで演出をしたものだそう。奥に進むと、まだ16歳のヴァネッサ・パラディ(Vanessa Paradis)を撮影した作品が現れます。ジャン=ポールは「苗字のパラディとパラダイスを掛けて、彼女を天国の鳥と表現しています。そんな天国の鳥を、鳥かごに入れてしまいました(笑)!」と話していました。そのほかアイコニックな「ナンバー5」の香りを表現したアートも登場します。鮮やかなカラーを使ったこれらの作品の中には、実際に世に出ていないピースもあるそうです!最後に、今回のイベントの主役である「チャンス」の広告キャンペーンを展示しています。

展示スペースには、スケッチやイラストレーションのほか、デジタルなインスタレーションも登場します。暗く仕切られたスペースには、鏡に写した「ナンバー5」の中に閉じ込められ、小鳥になったココ・シャネル(Coco Chanel)の動くインスタレーションが登場!小鳥になってボトルの中に飛ぶ姿、とても可愛らしいです!こちらのインスタレーションの仕組みを解説したスケッチも公開しているので、ぜひ見てみてください。会場の中央には「シャネル」以外の仕事を音楽のリズムに合わせて画面が切り替わるスクリーンも登場します。

展示スペースを抜けると、ポップアップストアと、オーディションルームが。CMと同じ、椅子を使ったダンスをイメージし、部屋には椅子が並べられています。ここで応募者はジャン=ポールとライアンの前でダンスを披露することになります。4月1〜6日に予選、最終日の7日に決勝戦が行われ、合格者4人はパリに招待されます!さらに、パリでは、バレエダンサーのオーレリー・デュポン(Aurelie Dupont)のレッスンを受けられるという、超豪華なコンテンツをプレセントするそうです。なお、ウェブでの予約枠はすでに定員になったのですが、当日飛び入り参加もできる(!?)かもしれないそうなので、予約していない人もまだ遅くないかもしれません!ちなみにオーディションの部屋はガラス張りになっているので、その様子を外から見られるようになっています。

ポップアップショップでは、既存の「チャンス」の香水とヘアミストのほか、6月に発売する「チャンス オー タンドゥル パルファム」のコフレを先行販売中です。「チャンス オー タンドゥル パルファム」は4つの香りがある「チャンス」シリーズの中で一番人気のピンクの「チャンス オー タンドゥル 」の新作になります。既存の「オードゥ トワレット」のグレープフルーツやジャスミンをブレンドしたフェミニンでフルーティーな香りですが、新作はローズをブレンドし、より大人の女性も楽しめるものになっています。こちらは4代目調香師のオリヴィエ・ポルジュ(Olivier Polge)が手掛けました。ちなみに豆知識ですが、「シャネル」の「チャンス」は幸運のシンボルとしてさまざまな意味が込められています。例えば丸いフォルムは、「運命の輪」をイメージして作られていたり、四角いキャップは、サイコロをイメージしたり。また、「CHANCE」と「CHANEL」は2文字しか違わないことも、何か運命を感じますよね……!

なんとも盛りだくさんなイベントリポートでしたが、7日まで無料で誰でも入れるので、ジャン=ポールファンはもちろん、ダンスオーディションを見たい人や、新生活に向けて新しい香りを探している人はいかがでしょうか?

服に愛があってそれを仕事にしている人とのトークが楽しい

香取慎吾による国内初のアート作品展「サントリーオールフリーpresents BOUM!BOUM!BOUM!(ブン!ブン!ブン!)香取慎吾NIPPON初個展」が、豊洲のIHIステージアラウンド東京で6月16日まで開催されている。訪れてまず驚くのが作品の数とその大きさだ。アート展ではあるが126点の絵やオブジェに飲み込まれるような体感は音楽のライブや演劇の舞台に近い。ファッション通でも知られる香取に話を聞いた。

以前、フィービー・ファイロ(Phoebe Philo)時代の「セリーヌ(CELINE)」が好きだと聞きました。

今でも好きです。裏地が赤のライダースとか、僕のサイズがあれば今だに欲しいです。

好きな理由を言葉にすると?

なんでなんだろう。形、縫製、革の感じとか全部ですね。裏の見えないところや袖口のディテールなど、“必要ない”ところにまでいい仕事をしている姿勢が好きだし、ほれちゃう。「こんなとこ要らないよ~」とか「なんでこんなことやっているの」とか(笑)言いたくなっちゃう。

今気になるデザイナーは?

少し気になっているのは、「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」のメンズかな。ちらっとしか見てないですが、ちらっと見た感じがすごい好きそうで久々にファッション欲が湧きました。

久々のファッション欲だなんて寂しいことをおっしゃる。

今もたくさん買っていますよ。ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)の「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」も、「グッチ(GUCCI)」も「バレンシアガ(BALENCIAGA)」も「ディオール(DIOR)」も。ただ、「ステラ・マッカートニー」はまだ持っていなけどなんか気になる存在です。

コラボレーションしてみたいファッションブランドはありますか?

(かなり長考した後に)「グッチ」です。「グッチ」は膨大な商品群の中に、すごいヘンな(笑)ラインや「え、これ?」って突っ込みたくなるアイテムもありますよね。そこにこの(僕のアート作品の)感じ、ちょっと入(はい)れませんか?(笑)と。僕のキャラクターの黒うさぎとかどうでしょうか。あとは「ハンター(HUNTER)」の長靴をキャンバスにしてみたい。欲しい長靴ってなかなか見つからないし。

「ハンター」のアラスデア・ウィリス(Alasdhair Willis)=クリエイティブ・ディレクターはステラの夫でもありますね。描くとしたらどんな絵を?

すごい晴れている絵とかでしょうか。

服を買うとき、接客は大事ですか?

大事です。僕は“服バカ”を自負していますが、「金額はかわいくないけど、これかわいくないですか?」とか言いながら見せてくれたり、「これ、好きでしょ?」と提案してくれる販売員さんとの話が楽しい。服に愛があってそれを仕事にしている人とファッショントークをしに行くだけでも楽しい。他のブランドの話を振ったら、「実は自分、1つ前はそこにいたんです」とか返ってきたり(笑)、今後のブランドの展開を一緒に考えたり。洋服の買い物はそんな時間を含めて楽しいから。

ヤンチェ_オンテンバール(JANTJE_ONTEMBAAR)」を昨年スタートさせ、服を“作る”“売る”側になって見えたこととは?

AW(秋冬)でスタートし、今、初めてのSS(春夏)を体験していますが、すごく楽しいですね。秋冬と春夏の違いで試行錯誤したり。「ヤンチェ」の服には僕の描いた絵が反映されていますが、生地にのせると服のサイズと合わなかったりしますが、着地を考えて絵を描くのは違うし、と。自分の思い通りに描いた絵がそのまま服になればいいのにと思います。

「ヤンチェ」の店は売れていますか?セールをしたくないからコートは受注生産という方針だそうですが。

おかげさまでコートも残ることなくよく売れました。周りのオトナたちの顔色がやる気に満ちあふれているから数字もよいはずです(笑)。早い段階で完売した商品もたくさんあり、「欲しいのに買えない」という声もたくさんあがりました。だからと言って大量に生産してセールはしたくない。次に買いに行ったとき、同じ商品が安くなっていると悲しいですから。祐真さんと始めた「ヤンチェ」は、質はきちんとしているのに、ファッションでしっかり遊んでいるのが理想だし、それを表現したい。売れ残ってしまうのは“遊んでいる”とは言えないから。

「ミズノ」と「マスターピース」のコラボ再び 仕事とワークアウトを両立させるビジネスマンのバッグ

「ミズノ(MIZUNO)」は、バッグブランド「マスターピース(MASTER-PIECE)」とのコラボコレクション第2弾を4月下旬に発売する。仕事とワークアウトを両立させる現代のビジネスマンに向けて、シーンを問わず使用できるバックパック、ブリーフバッグ、サコッシュを用意する。デザインは、「ミズノ」の野球用グローブに使用されるレザーとポリウレタンの異素材の組み合わせと、ネイビー×ブラックのカラーコンビネーションが特徴だ。取扱店舗は、大阪茶屋町店をはじめとする「ミズノ」直営店や公式オンラインストアなど。

大小2サイズをそろえるバックパック(大が4万4000円、小が3万8000円)は、革靴からトレーニングシューズへの履き替えなどを想定し、内側にシューズ収納スペースを設けた。手持ちやショルダーバッグ、バックパックとして使える3ウエイのブリーフバッグ(4万1000円)は、キャリーケースの上で固定できるベルト付き。サコッシュは、バックパックと同様に2サイズ(大が1万5000円、小が1万2000円)を用意する。

両者は共に大阪を拠点とするブランド。昨年4月に発売したコラボ第1弾は好評を博し、ほぼ完売となった。

トップ ニュース 「ジャスティン デイビス」による初の女性向けレザーライダース 前の記事 ニュース 次の記事 「ジャスティン デイビス」による初の女性向けレザーライダース

ジュエリーブランド「ジャスティン デイビス(JUSTIN DAVIS)」は、プロダクトラインの“ジャスティン デイビス ヴァリアス(JUSTIN DAVIS VARIOUS)”から初のウィメンズ・ライダースジャケットを12月上旬に発売する。価格は38万円。デザイン監修は「マジカル デザイン(MAGICAL DESIGN)」の内山英雄オーナー兼デザイナーが務める。

メーン素材には、銀面(表面)を引き締め適度にコシを持たせることで表情に透明感を出した、クロムなめし革(牛革)を採用している。真骨頂ともいえる、シルバーを使ったスタッズワークも健在だ。ファスナースライダーやバックルも同じくシルバー製となっており、特にフロントのファスナースライダーにはダイヤモンドが埋め込まれている。全て「ジャスティン デイビス」オリジナルのパーツだ。

「スタイリッシュな見た目はもちろん、着心地にもこだわった。女性にも『ジャスティン デイビス』の世界観を堪能してほしい」と加藤久美子プレス。

「カルティエ」が手掛ける“コンビニ”の全貌公開

カルティエ(CARTIER)」が9月21~30日に東京・表参道に期間限定でオープンする“コンビニ”の全貌を明らかにした。店名は「カルチエ」。1階では店舗限定のスペシャルなメニューやワンランク上の日用品を販売し、2階にはイートインスペースをイメージした、新作モデルを自由に試着できるタッチ&トライ エリアを設ける。

ありふれた1本の釘をジュエリーに仕立てるという大胆な発想で1971年に生まれた“ジュスト アン クル”のバックグラウンドストーリーを再解釈し、身近なコンビニをプレシャスに変身させるというのが店のコンセプト。店名の「カルチエ」は“ジュスト アン クル”と同じ1970年代に生まれた日本語のロゴを使用。自由で陽気なカルチャーが花開いた当時へのオマージュだ。

1階には、赤坂のレストラン「タカザワ」の高澤義明シェフが手掛けた新感覚コロッケや、入手困難なスイーツとして話題の庄司夏子パティシエによるマンゴータルト、高級紅茶ブランド「ベッジュマン&バートン(BETJEMAN & BARTON)」の世界初の瓶詰め紅茶など、通常のコンビニとは一線を画す極上の逸品だけが並び、“ジュスト アン クル”にフォーカスしたスペシャルマガジンも販売する。2階のタッチ&トライ エリアではスリムに進化した“ジュスト アン クル”シリーズの新作を試着できる。

28日には、“ジュスト アン クル”を身に着けている人なら誰でも入場できるイベントを開催する。詳細はスペシャルサイトで随時更新する。

釣りの「ダイワ」が手掛ける「ディーベック」が表参道に新店 内装は佐藤可士和がデザイン

釣り用品の「ダイワ(DAIWA)」の運営会社グローブライドが手掛けるアパレルブランド「ディーベック(D-VEC)」は3月2日、表参道ヒルズ地下1階に新店舗ディーベック トウキョウ エクスクルーシブ(D-VEC TOKYO EXCLUSIVE)をオープンする。店舗面積は約100平方メートルで、2017年の同ブランドスタートと共にオープンした東京・原宿の店舗に続き2店舗目。同ブランドのみを置く原宿店とは異なり、アパレルから釣り竿、釣り用の小物まで「ダイワ」と「ディーベック」双方のメンズ・ウィメンズ商品を販売する。

空間のデザインは同ブランドのロゴなども手掛けている佐藤可士和が担当。白を基調としたシンプルな内装に、巨大なブランドロゴのオブジェがインパクトを放つ空間だ。ラックには釣り具でよく用いられているカーボン素材をメインに使用。店内に設置されたマネキンでは、「ディーベック」と「ダイワ」のウエアをミックスした着こなしを提案する。

店舗オープンに先駆けてプレス向けに行われた内覧会に登壇したグローブライドの小林謙一執行役員は、「東京ではファッションの発信地である原宿と表参道に出店した。既存の原宿店ではやや若い年齢層に向け、比較的に手に取りやすいカジュアルな商品を置き、表参道店では30~40代をターゲットにしたやや高級な商品構成にしている」と語る。今後も名古屋や大阪、福岡などの都心部を中心に出店する計画だ。「現状は百貨店でのポップアップなどが主体だが、これからは卸も検討している。現在『ピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMMAGINE UOMO)』でも出展しており、まずは卸を中心に海外にも進出していきたい。自然環境で培ってきた技術をより多くの人に知ってもらい、釣りの文化をライフスタイルに根付かせていくつもりだ」と意気込んだ。

「グラフペーパー」南貴之と「エイトン」久﨑康晴 超素材オタクの2人が初コラボを語る

南貴之によるファッションブランド「グラフペーパー(GRAPHPAPER)」と久﨑康晴が手掛ける「エイトン(ATON)」は、コラボレーションしたコレクションを発売した。

商品は「グラフペーパー」定番のメンズのシャツ生地で作った「エイトン」の新型のウィメンズ商品、「エイトン」のオリジナル生地を使った「グラフペーパー」メンズの定番人気のシャツやパンツ、2人がこだわって選んだコットン生地に「グラフペーパー」でグラフィックをのせたユニセックスTシャツの3種類で構成。全12型は潔く白とネイビーだけのシンプルな色展開でラインアップする。

広島のセレクトショップ「レフ(REF)」では4月7日まで、コラボ商品のポップアップストアを開いており、3月29日からは「グラフペーパー」の東京・神宮前店、東京ミッドタウン日比谷「ヒビヤ セントラル マーケット」店、仙台店の3店舗で取り扱いを開始する。

南と久﨑は、超が付くほどの素材オタク。2人は出会った当初に素材について語り合い意気投合して、現在はプライベートでも交友があるという。初のコラボの経緯や、素材やデザインへのこだわりを2人に聞いた。

2人が出会ったきっかけは?

4年半前に広島の「レフ」のイベントで会ったのが最初。怖い人がいるな……と思ったら、それが南さんでした。

共通の友人がいることが分かり、次に「エイトン」の展示会におじゃましました。そこで僕らは素材に“変態的”なので(笑)、すぐ意気投合。何度か食事して仲良くなりました。

お互いに共感した部分は?

「エイトン」が一番大切にしているのはファブリックで、パターンやデザインも重要ですが、最初に目にとまるファブリックをどう作るか、と毎シーズン力を入れています。南さんは服を触ってすぐに「これやべぇよ……」と見抜いてくださいましたね。そんなに素材の話で盛り上がると思わなかったのですごく驚きました。

告白されてる女の子のような気分になりました(笑)。本当に「エイトン」の素材の作り込みはすごいですよ。ちょっと失礼な言い方かもしれないけれど、ウィメンズの洋服を作っている人でここまでこだわる人ってあまり知らないですね。「こんなにしちゃって、大丈夫なんですか?」みたいに心配になるほど。“産地をまたいでしまう”ところは、「お客さまにはちゃんと伝わるんですか?」って思いましたね。

“産地をまたぐ”とは?

生地の縦糸と横糸で、別の産地を掛け合わせた生地作っているんです。業界の人でも“訳の分からない生地”だと思います(笑)。とてもマニアックな話ですが、異質で面白いし、すばらしいなと思います。

正直、普通に着てくださる人は特に気にしないことなのですが、綿のコート地は浜松、ウールのコート地は尾州など、地域で得意な素材があります。そこには糸を作る人、織る人、仕上げする人、地域に根付いた職人がいて、土地ごとに完結しているのが普通なんです。でも僕は「このウールをもうちょっとコットンっぽく仕上げたい」と、いろんな組み合わせしている。それは“ウールのここ嫌だよね”と思うところを解消するためにやっていて、着れば大概の人が分かるんですが、触ってすぐに気づける人は少ないです。

今回のコラボレーションのきっかけは?

両ブランドの卸先であり、出会いのきっかけにもなった広島の「レフ」さんのお声がけで、「何か一緒にやりませんか?」ということになり、「どうせやるならちゃんと作りたい」という話になって準備をしました。そこから、お互いの定番アイテムと生地を交換したらどうか、というアイデアが浮かびました。

最初は「レフ」さんから120平方メートルのスペースを僕ら2人に任すとお願いされたのですが、お互いの別々のコレクションを持ち込むのではなく、数型の白とネイビーだけのストイックな服をちょっと置こうという話になったんです。去年の10月から何となく話し始めて、ゆっくりスタートして最後はバタバタと(笑)。かなりこだわっていますが、合理的でスムーズに進みましたね。

それぞれの定番素材をトレードしたコラボ商品
それぞれが交換したこだわりの生地について教えてください。まずは、「グラフペーパー」の定番シャツ生地で仕立てたウィメンズアイテムはいかがですか?

「グラフペーパー」のメンズのシャツ生地は、細番手の超長綿を高密に打ち込んでいて、ハリがありながらも柔らかい。高級なベッドシーツなどにある素材と一緒です。僕は寝るのが大好きなんで、シーツに包まれたまま外に出るような感覚をイメージしました(笑)。ものぐさなもので……。

その生地がとてもキレイだったので、コラボではあえて生地に洗いをかけた方が引き立つかなと、ワンピースなどに使ってみました。これらは「エイトン」の定番型ではなく、春夏新型を中心にこの素材が生きるものを選んで使用しました。

「エイトン」の定番生地で仕立てた「グラフペーパー」の定番アイテムがあるが?

「グラフペーパー」は店の制服を作ることからスタートしていて、一番最初コート、シャツ、コックパンツを作っていました。ラフなシャツとワークウエアのパンツをどれだけきれいに作れるかという考えで、シャツは両胸にポケットを付けて、販売スタッフたちがモノを入れやすいようにしたり、シャツジャケットっぽく使えたりと工夫している。この2つは店でもずっとベストセラーです。あと僕は販売出身だから、サイズの概念をなくすためにフリーサイズにしているんです。接客していた時にパンツのサイズで「Sありますか?」って聞かれて、なかった場合に断られるのがすごく嫌だった。断る理由を作るためにないサイズを聞かれているんじゃないかって思うこともあって(笑)。「グラフペーパー」の基本概念は“楽でキレイに見える”こと。特に今、ITの業界の人たちが僕らの服を好んで着てくださることが多いんです。それはガチガチのスーツ着て会社に行くっていう人が少ない中で、結局着やすいけれど、“ちゃんとして見える”みたいなところがあって。僕は別にデザイナーのつもりは全くないんです。ディレクション側の目線でプロダクト作るみたいな感覚で服を作っていますね。ポップ作るのも、空間作るのも、建築作るのも、服作るのもそんなに違いがないっていう風には思っていますね。だから、ファッション的な観点ではないかもしれないですね。

Tシャツはユニセックスで、さらっとした手触りの透けない生地で作られていますね。

これ素材がヤバくて、超自信作です(笑)。

本当にヤバイです(笑)。一般的に透けないよう肉厚にしたTシャツってもっこりしてしまいがちで、カジュアルな雰囲気になる生地が多いんですが、僕らはヨーロッパのキレイすぎるのも、アメリカの伝統的な肉厚な紡ぎ方もやりたくなくて、その中間の生地ってどうやって作ったらいいのかなっていうので、この素材を開発したんです。肌離れがよくて、真夏でも着やすく、何度も洗っていくと良さが分かる。インドの手摘みのコットンを使用した糸を和歌山で編んでいるんですけれど、「エイトン」の定番生地になっています。

「エイトン」はカットソー生地を得意にしている。

「エイトン」ではTシャツがベストセラー商品です。1枚で着てもいいし、レイヤードしやすいように少し裾を長めに設計しています。シンプルなラウンドヘムから、オーバーサイズのデザインまで、頻繁に欠品するくらいの人気があります。僕らはジャージーのカットソーブランドなので常にTシャツを中心に考えていて、作っているジャケットやコート、スカートは、Tシャツと合わせる用のアイテムとして構成しています。

コラボのロングTシャツは、僕の好みで袖をリブにしてもらっていてますね。素材を交換するようなこういう取り組みって見たことないからおもしろいと思う。

「エイトン」は昨年12月に東京・青山に路面店を開いた。

表参道駅の近くではありますが裏通りなので、ふらっと入ってくる人は一人もいらっしゃらなくて、来店されるお客さまは目的を持って来られますね。

「グラフペーパー」は今年2月に仙台にフランチャイズの新店舗を開いたが。

他の店舗はセレクト商品も一緒に販売していますが、この店舗は唯一ブランドの商品だけを置いています。まだ予定はありませんが、今後そのような店を東京にも構えたいと思っています。ちょうど「グラフペーパー」神宮前店も増床して手を加えたばかりです。

昨年、東京ミッドタウン日比谷に開業した「ヒビヤ セントラル マーケット」は1周年を迎える。

1年経ったと思うと感慨深いですね。「ヒビヤ セントラル マーケット」では29日からは花見をテーマにした「春祭り」を開催する予定で、通路に桜を飾って屋台が出て、それぞれのお店でポップアップも予定しています。春、夏、秋、冬と、お酒のイベントを企画していて、要は僕が飲みたいだけなんですけど(笑)、ぜひ皆さまいらしてください。

「エイトン」の今後は?

今は開いたばかりの青山店を軌道に乗せることですね。企画の話でいうと、来年の2020年春夏コレクションの制作がピークで、並行して20-21年秋冬のコレクションの素材の仕込みもしています。

「スパイダーマン:スパイダーバース」の監督に聞く、主人公マイルスが“エア ジョーダン 1”を履く理由

本作は、映画「スパイダーマン」シリーズ初のアニメ作品であり、主人公もこれまで実写作品で主人公を務めていた高校生ピーター・パーカー(Peter Parker)から、アフリカ系とヒスパニック系のハーフの中学生マイルス・モラレス(Miles Morales)へと変更。マイルスのスパイダーマンとしての活躍を描きながら、人種・性別の異なる複数のスパイダーマンが登場するといったこれまでの「スパイダーマン」シリーズにはなかったストーリー展開となっている。

監督を務めたのは本作が監督デビュー作品となったロドニー・ロスマン(Rodney Rothman)、ピーター・ラムジー(Peter Ramsey)、ボブ・ペルシケッティ(Bob Persichetti)の3人。今回は代表してロスマンに、マイルスを主人公にした理由から、スニーカー好きの間で話題となったマイルスが履く“エア ジョーダン 1(AIR JORDAN 1)”についてまでを語ってもらった。

アフリカ・ヒスパニック系の少年マイルスを主人公に選んだ理由を教えてください。また、作中では複数のスパイダーマンが登場しますが、これはダイバーシティー(多様性)の流れを汲んでいるのでしょうか?

マイルスを主人公にしたのは、ブライアン・マイケル・ベンディス(Brian Michael Bendis)原作の「アルティメット・スパイダーマン(Ultimate Spider-Man)」を基に製作したからなんだ(編集部注:「スパイダーマン」の連載が長期化し複雑になりすぎたため、設定をリセットして2000年からスタートした新シリーズ)。「アルティメット・スパイダーマン」を映画化するにあたって、コミックスの世界をただ再現するというよりも“2019年における世界”を表現した「スパイダーマン」にしたかった。それを突き詰めた結果として、原作同様にカラードの少年マイルスが主人公になったんだ。いろいろなスパイダーマンが登場する点については、もちろんダイバーシティーの要素も含んでいる。ただ、1つの問題を解決するのにいろいろなやり方を試すように、いろいろなスパイダーマンを登場させたという意味合いの方が強いかな。コミックスを映画化するのは非常に経済的だし、効率がよかったよ(笑)。

本作はシリーズ初のアニメ作品でもあり、これまでと比べるとコミックスの世界観をより忠実に描けたと思いますが?

実写とアニメは全く違うスタイルの映画だと考えていて、やはり原作がコミックスだから実写よりも世界観は伝えられると思い製作に臨んだ。テーマは、“コミックスの世界観を保ちつつ、そのコミックスを読んだときの没入感のようなエキサイティングな感覚をどう観客に与えるか”。コミックスは1つのコマの中でいろいろなことを訴えていて、一つ一つのコマが力強さを持っている。これを映画でも表現したかった。だから原作のコミックス同様、オノマトペ(擬音語や擬態語)をビジュアルとして可視化したり、CGアニメーションじゃなくて手書き風アニメーションのシーンがあったりするんだ。

劇中では、マイルスがバンクシー(Banksy)に憧れを持ってグラフィティを楽しみ、自室にはチャンス・ザ・ラッパー(Chance The Rapper)のポスターを張るなど、ストリートカルチャー関連の描写が多く見られました。

ニューヨークの街を歩けば必ずグラフィティを見かけるように、グラフィティはニューヨークと切り離せない関係にあるものの1つ。グラフィティやストリートアートと言えばバンクシーだし、もちろんそれ以外からもインスピレーションを受けていて、その全てのインスピレーションを組み合わせてニューヨークの街の感覚を表現した結果、ストリートのテイストが強くなったんだと思うよ。

主題歌はラッパーのポスト・マローンと、レイ・シュリマーのスウェイ・リーによる「Sunflower」。日本版はロックバンド凛として時雨が担当している
ジェームズ・ブラウン(James Brown)やノトーリアス・B.I.G.(The Notorious B.I.G.)など、サウンドトラックにブラックミュージックを多く使用しているのも印象的でした。

主題歌はヒップホップだし、ポップスからラテンまであらゆるジャンルの音楽を使用しているのも、ニューヨークという街を舞台にしているから。あとは、マイルスが自分の次元にいながらも違う次元のスパイダーマンたちと共存するといった違和感を感じているが、同じように観てくれる人たちに“聞き覚えのある音楽だけど初耳”みたいな変な体験をしてほしくて、作曲家のダニエル・ペンバートン(Daniel Pemberton)に交響曲を作ってもらい、それをLP盤にして、そのLPをDJがスクラッチしたのを録音するみたいなアプローチをとっているよ。

スニーカー好きの間では、マイルスが“エア ジョーダン 1”を履いていることが話題になっていました。ナイキ(NIKE)から話があったのでしょうか?

答えはシンプルで、(監督の1人の)ボブが「マイルスだったらやっぱり“エア ジョーダン 1”だろう!」と言い出したからなんだ。周りからは「ナイキからお金を貰ったんだろ」って散々言われるけどむしろ逆で、われわれから「お金を払ってマイルスに履かせたい」って言ったくらいだよ(笑)。結果としてコラボ“エア ジョーダン 1”を発売することにはなったけどね。

マーベル作品ではお馴染みのスタン・リー(Stan Lee、1922〜2018)のカメオ出演についてなにかエピソードがあれば教えてください。

リーの出演シーンは、彼が亡くなる1年前には作っていたんだ。彼はそのシーンを作っている最中に奥さんを亡くして悲しかっただろうけど、とても友好的に製作に取り組んでくれた。だからこそ彼が亡くなった後もシーンは変えなかったんだ。そういった状況での彼のセリフは感情的で、共感できるものになっていると当時から思っていたし、亡くなったことでより言葉に深みが増したと感じているよ。

クリスチャン ルブタン からインパクト大のリップとネイルが登場

「クリスチャン ルブタン(CHRISTIAN LOUBOUTIN)」のコスメラインから4月3日、限定コレクション「ルビグラフィティ コレクション」が登場する。2019年春夏シューズ&バッグコレクション「ルビグラフ」の鮮烈なグラフィックにインスパイアされたビビッドカラーとパッケージが特徴で、リップカラーとネイルカラーの2アイテムを展開する。

「ルビグラフィティ リップカラー」(全4色、各1万2500円)は、スエードのような仕上がりとしっとりとした唇を実現するマットタイプ。フルカバレッジで色がにじみにくく、長時間唇を保湿して乾燥を防ぐ。クールレッドやエレクトリックピンクなどエネルギッシュな赤系のカラーバリエーションだ。

「ルビグラフィティ ネイルカラー」(全6色、各6900円)は、高密着でリッチな仕上がりをかなえ、ひと塗りするだけで輝きを与え、2回重ね塗りすると漆を何層にも塗ったような印象に。鮮やかなロイヤルブルーやウィローグリーンブルー、オレンジレッドなど大胆なカラーを展開する。

YOKOHAMA JOINUSで自分らしくファッションを楽しむ

4月10日にリニューアルOPENしたばかりの横浜直結で便利なファッションスポットJOINUS。41のショップが生まれ変わり、ますます“欲しい”が見つかる場所に。

横浜のネクストアイコンショッピングモールをマークすべく、ナイロニスタが早速ショッピングへGO!! JOINUSで見つけたitなアイテムで今季のトレンドルックをコーディネート♪

フレッシュなサマーガールスタイル
ガーリー度満点のギンガムチェックシャツはノースリーブタイプで爽やかさをより一層アップ☆ 鮮やかなオレンジのフレアスカートで夏らしさを演出しつつ、足もとはオフホワイトのレースアップシューズで上品にまとめて。

ギンガムシャツ¥8,800(BEAMS BOY)、スカート¥12,000(Ray BEAMS)、シューズ¥11,000(SEPTEMBER MOON)

大人のヴァカンスを叶えるセットアップ
今シーズン注目のビズチェはセットアップでレディにコーディネート。マリン調のランダムボーダーを選べば、リゾートスタイルにもおすすめ♪ ボーダーのカラーに合わせたネイビーのレースアップシューズでハズして。

ボーダーニットビスチェ¥8,900、ボーダーニットスカート¥11,000(共にRay BEAMS)、シューズ¥18,000(bpr BEAMS)

パステルコーデの決めては夏らしいビビッドアイテム
白地に散りばめられたパステルカラー&シューズのイラストが夏の陽気な気分にぴったり♪ ジャストフィットのセットアップを選べば、キュートなデザインも大人っぽくキマる! 淡いカラーコーデの引き締め役にビビッドな赤サンダルをチョイス。

トップス¥4,600、スカート¥6,600(共にsnidel)、サンダル¥12,200(Lily Brown)

ハイウエスト×ビスチェの絶妙なバランス
夏は思い切った肌見せルックが気分♪ 90sらしいハイウエストのクラッシュデニムパンツ×ガーリーなオフショルビスチェで、大胆だけど控えめな抜け感を演出。足もとは細めのストラップシューズでスタイリッシュに。

オフショルビスチェ¥6,600、ハイウエストデニムパンツ¥9,000(Lily Brown)、フラットサンダル¥8,400(snidel)