梨花の「メゾン ド リーファー」 人気コラボと復刻で飾るラストコレクション

タレントの梨花が手がける「メゾン ド リーファー(MAISON DE REEFUR)」の最終シーズンとなる2019-20年秋冬は、“大人を楽しむ”というブランドの原点に立ち返るとともに、ファンへの感謝を込めたコレクションを打ち出す。皮切りとして、6月に梨花のビジュアルとメッセージをプリントした“ビジュアルフォトシリーズ” (Tシャツ5000円、トートバッグ3000円、クリアファイル450円、ポストカード270円)を発売。彼女の思い入れのあるブランドとのコラボアイテムも用意するほか、過去の人気アイテムを復刻する。

コラボでは、17年夏に好評を博したのバッグブランド「レスポートサック(LESPORTSAC)」との協業第2弾を8月に発売する。“ネイチャームード”をテーマに、グレーやカーキ、ブラウンなど落ち着いたカラーとレオパード柄やキルティング柄、「メゾン ド リーファー」を意味する“MR”のモノグラム柄とヒョウのモチーフを組み合わせたデザインのバッグをラインアップする。

梨花自身がプライベートで愛用している聖林公司のブランド「マウントレイニアデザイン(MT.RAINIER DESIGN)」とも協業する。ダウンジャケット(6万5000円)とフード付きブルゾン(4万円)の2型で、大人の女性のタウンユースを意識したミニマルなデザインとスリムなフィッティングに仕上げた。

また、過去にヒットしたアイテムの中からはトレンチコート、ダッフルコート、ライダースジャケット、ビッグフーディーをピックアップし、シルエットやデザインを改良して“フェイマス コレクション”として復刻する予定だ(すべて価格未定)。

なお、同ブランドは年内に全店舗を閉店することが決まっている。

「シャネル」がサポートする若手支援のアワード「イエール賞」

若手デザイナーやクリエイターの登竜門として知られる「イエール国際モードフェスティバル(Le Festival International de Mode, d’Accessoires et de Photographie a Hyeres)」が、南仏のリゾート地イエールで4月25~29日に開催された。

同フェスティバルは地域活性化を目的に1985年にスタートし、今年で34年目を迎えた。「シャネル(CHANEL)」が長年メインでサポートし、過去にはカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)が審査委員長を務めたこともある。今年のオープニングイベントでは彼の死去をしのび、映像作家ロイック・プリジャン(Loic Prigent)が手掛けた、ラガーフェルドがイエールを訪れた際のショートフィルムとともに開幕した。

メイン会場は、イエール市街を見下す丘の上に建つ中世の歴史的建造物ヴィラ・ノアイユ(VILLA NOAILLES)だ。会場内ではファッション、フォトグラフィー、アクセサリーそれぞれの部門のファイナリストの作品と、過去の受賞者の作品の展覧会やポップアップが開かれている。一般客も自由に観覧することができ、展覧会自体は5月26日まで開催される予定となっている。ほかにも会期中には業界関係者向けのトークショーやコンサート、雑誌「セルフ サービス(Self Service)」創刊25周年を祝した展覧会が開かれた。

今年のファッション部門には、全世界から約300のエントリーがあった。ファイナリストには日本や台湾、フィンランド(2組)、オーストリア、フランス、ラトビア、スイス、アイルランド、ロシア出身者の10組が残った。メイン会場から約5km離れた、かつて倉庫として使われていた建物で、ファッション部門のファイナリストと昨年のグランプリ受賞者「ボッター(BOTTER)」のショーが開催された。今年はファイナリストのほとんどが20代で、在学中もしくは卒業したばかりと、職業経験のない若手デザイナーが多い印象だった。そして最終日に、審査委員長を務めるナターシャ・ラムゼイ・レヴィ(Natacha Ramsay-Levi)=「クロエ(CHLOE)」クリエイティブ・ディレクターからグランプリ受賞者が発表された。今年はレヴィを含む11人の審査員の意見が日本とオーストリアの真っ二つに分かれたそうが、グランプリはオーストリア出身のクリストフ・ランフ(Christoph Rumpf)が受賞した。

ランフはオーストリア第二の都市グラーツ出身で、現在はウイーン美術大学(University of Applied Arts Vienna)に通う25歳。“San Titres(無題)”と名付けられた7ルックのコレクションは、彼の空想に基づいている。「ジャングルに生まれた一人の少年が実は王子であることを家族に告げられ、やがてジャングルから抜け出して王族のルーツを取り戻そうとするストーリーだ」と説明する。ウイーンのフリーマーケットで手に入れたペルシャ絨毯やカーテンなどの古布を使い、誇張された柔らかいジャケットや、ギリシャ神話に登場する女神のようなワンショルダーのドレス、梱包材で作られた構築的なシルエットのコートで空想の物語が描かれている。ランフはジョン・ガリアーノ(John Galliano)やクレイグ・グリーン(Craig Green)の作品に影響を受けてファッションの道を選んだという。残り1年を大学で学びながら、ウイーンにアトリエを構えてデザイナーとして活動する予定だと今後について語った。

グランプリには副賞として、生地の国際見本市「プルミエール・ヴィジョン(PREMIERE VISION)」から賞金2万ユーロ(約250万円)と見本市での作品展示の機会が、「シャネル」から同額相当のメティエダールの技術提供が、「プチバトー(PETIT BATEAU)」から製品作りのコラボレーションとロイヤリティーおよび1万ユーロ(約125万円)が贈られた。

そして審査員特別賞を受賞したのは日本の3人組による「リコール(RE:QUAL≡)」だった。3人は東京モード学園在学中に出会い、卒業後に海外のメゾンブランドで経験を積んだモデリストの穴澤洋太、国内ブランドでモデリストを務めていた戸田麻奈実、そして文化ファッション大学院大学とここのがっこうでも学んだデザイナーの土居哲也で、2016年にブランドを始動した。

昨年も同フェスティバルのセミファイナリストに選出されており、今年はグランプリこそ逃したものの審査員からは高い評価を得た。ショーでは映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー(Back To The Future)」のBGMに、「アルマーニ(ARMANI)」風のエレガントなスーツや「ラルフ ローレン(RALPH LAURENT)」風のプレッピースタイルなど、王道のクラシックスタイルの解体や再構築を繰り返し、アイロニカルで機知に富んだコレクションを披露した。土居デザイナーは「次の時代の街を彩る服を作りたい」とブランドのビジョンについて語った。

過去の受賞者には「サンローラン(SANIT LAURENT)」クリエイティブ・ディレクターのアンソニー・ヴァカレロ(Anthony Vaccarello)、「ハナエモリ(HANAE MORI)」の松重健太デザイナーなどがおり、昨年の「ボッター」は受賞からわずか4カ月後に「ニナ リッチ(NINA RICCI)」のアーティスティック・ディレクターに任命されるなど、若手の登竜門として業界から注目されるコンペティションであるだけに、本年度の受賞者の今後の活躍にも期待したい。

新春を祝う2019年干支モチーフアイテム4選

2019年の幕開けにあたり、新たな気持ちでスタートする人も多いだろう。そこで18年の干支である「戌」をモチーフにしたアイテムを「トッズ」「ヴェルサーチ」「トム ブラウン」「モンクレール Tシャツ コピー」から紹介する。新年の装いに取り入れて、おめでたい気分を盛り上げたい。

「トッズ」は、インソールに犬の足あとをプリントしたスリッポンスニーカーを発売する。ウィメンズは赤いステッチをアクセントにした白のソフトレザーに、「トッズ」のアイコニックなダブルTのメタルバックルを飾った。足元から新年にふさわしい装いを。価格は8万8000円。

“オードリーカプセルコレクション”からデザイナー、ドナテラ・ヴェルサーチ(Donatella Versace)の愛犬で知られるジャックラッセルのオードリーをグラフィカルに落とし込んだ。きらびやかなスワロフスキークリスタルとスタッズをたっぷりちりばめたTシャツが登場。ゴールドで彩った「ヴェルサーチ」の象徴的なマークがオードリーを囲む。価格は7万5000円。

トム・ブラウンは愛犬ヘクターをモチーフにした遊び心のあるデザインのバッグを作った。上質なカーフレザーを使用し、ブランドのシグニチャーであるトリコロールのグログランテープをポイントにした。ハンドルに付いたタグにはゴールドのブランドネームが印字されている。価格は27万9000円。

「モンクレール」はドッグウエア・ブランド「ポルド ドッグ クチュール(POLDO DOG COUTURE )」とコラボした商品を販売中。ブランドの代表的なナイロンラケを使用した犬用ダウンジャケットをラインアップ。動きやすいデザインで、愛犬の防寒対策もしっかりと。価格は6万1000円。

イヴ・サンローラン美術館「New Display for the Collections」展に見るアートとファッションの対話の始まり

パリのイヴ・サンローラン美術館(Musee Yves Saint Laurent)で、回顧展「New Display for the Collections」が2月12日から開催中だ(12月31日まで)。膨大なアーカイブの中から今回は、「イヴ・サンローラン」の歴史の中で最も有名な作品の一つ、1965-66年秋冬コレクションのピエト・モンドリアン(Piet Mondrian)と、彫刻家クロード・ラランヌ(Claude Lalanne)との共同制作作品など約50点を展示し、“ファッションとアートの対話”の始まりを示す。

65年8月6日のショーで披露されたモンドリアンのドレスに対し、当時米WWDは「革新的」と表現した。オランダ出身の画家モンドリアンの作品から着想を得た絵画のようなボックスシルエットのドレスは、フランス的な粋やシックを表現しつつ、現代的で全く新しいスタイルだと一世を風靡した。仏雑誌「マリ・クレール(Marie Claire)」は「まばゆいばかりの若々しいスタイル」、米紙「ニューヨーク・タイムズ(The New York Times)」は「最高のコレクション」、米雑誌「ハーパーズ バザー(Harper’s BAZZAR)」は「未来の洋服」と表現したという。キャンバスからドレスへ、2Dから3Dへと形を変え、絵画が生き生きとした洋服としてムッシュ・サンローランによって息吹を与えられたのである。モンドリアン自身は、31年に「ファッションは時代を正確に反映しているだけでなく、人類社会における直接的な視覚表現の形態の一つでもある」という言葉を残しており、自身の作品がきっかけで後に起こるファッションとアートの融合を予期していたのかもしれない。

同コレクションの中で同時に打ち出されたのが、ロシア出身の画家セルジュ・ポリアコフ(Serge Poliakoff)の作品にインスパイアされたポリアコフドレスだ。モンドリアンもポリアコフも、ウールで手編みされておりシームレスで、シンプルなカットと幾何学的な線に焦点を当て、洗練された芸術美がドレスで表現されている。当時ムッシュ・サンローランは「モンドリアンとポリアコフのキャンバスに動きを与えてドレスへと変容させること、それは“純潔”と“均等”を私に教え、活気を与えてくれた」と語っていたという。同コレクションで登場した、ロシアの民芸品であるマトリョーシカ人形に触発されたドレスも展示されている。

モンドリアンやポリアコフ以外にも、多くの芸術家に敬意を払っていたムッシュ・サンローランが唯一コラボレーションを果たしたのは、彫刻家クロード・ラランヌだった。出会いはまだムッシュ・サンローランが「クリスチャン ディオール(CHRISTIAN DIOR)」に在籍した50年代後半で、同じく彫刻家の夫フランソワ・ザビエル・ラランヌ(Francois-Xavier Lalanne)とともに制作していた動物や植物を特徴とする彼らの彫刻に、ムッシュ・サンローランとピエール・ベルジェ(Pierre Berge)は大変引かれたという。当時まだ無名だった夫妻だがムッシュ・サンローランと長きに渡り友人関係を築き、彼らは最初に69-70年秋冬コレクションでガウンを共同制作し、その後は多くのジュエリーを生み出した。

体の一部を銅製の彫刻で装飾されたガウンは、展示されていると完全な彫刻のようにも見える。シンプルに布を巻いてドレープを作っただけのようなガウンだが、ランウエイで動きが加わると、軽やかに揺れる布と動きのない彫刻、布の温かみと銅の冷たさなど、相反する要素が組み合わさり芸術美を引き出したのではないかと想像する。その後80年代まで続いたコラボレーションでは、イソギンチャクとミカンを装飾した銅製のネックレス、デイジーと蝶の形をしたチョーカー、アジサイの花と葉で飾った銅製のヘッドピース、キャベツの葉の形をしたヘッドピースなどユニークな作品が「イヴ・サンローラン」のオートクチュールコレクションを完成させるキーアイテムとなっていった。会場にはジュエリーとドレスのほか、ショーの写真もいくつか展示されていた。

と名付けられた2階は、ムッシュ・サンローランが生み出した象徴的な作品が展示されている。それは、特定のテーマに基づいて一連の作品を作成する画家や彫刻家のように、彼はクチュリエとして主要な服のデザインを継続的に再解釈し、あるジャンルを更新し続けたのだという事が分かる。例えば、66年に発表された最初の正式なタキシードに続いて、タキシードスカート(83-84年秋冬)、タキシードドレス(92-93年秋冬)、およびタキシードボレロ(2000-01年秋冬)が続く。美術館の中で最も広い部屋には、イタリアのルネサンス絵画、17~20世紀の貴族や廷臣らが着用したドレス、映画の衣装などから着想を得た作品が展示されている。それらはムッシュ・サンローランがキャリアを通して服飾史を探求した姿勢と、現代では多くのデザイナーが試みるファッションとアートの融合というアプローチ方法の始まりを示しているようだった。

「シャネル」のフレグランスイベントをジャン=ポール・グードとともに体験! ダンスオーディションも開催

シャネル(CHANEL)」は4月7日まで、東京・新宿のルミネ0で人気フレグランスシリーズ「チャンス」のイベントを開催中です。会場には長年「シャネル」の広告を担当し、「チャンス」の新作キャンペーンも手掛けた仏アーティストのジャン=ポール・グード(Jean-Paul Goude)の作品を集めた展覧スペースと、彼のキャリアと人生を辿るシアタースペースが登場します。そしてなんと、ダンスオーディションをテーマにした新作CMにちなみ、実際にダンスオーディションを開催!審査員はジャン=ポール本人と、CMのダンスを振り付けたライアン・ヘフィントン(Ryan Heffington)が務めるという、本格的なオーディションです。イベント開催前日には、ジャン=ポールが来日し、アンバサダーでバレエダンサーの飯島望未さんとプレスに対して自らイベントを案内をしてくれました。世には出ていない貴重な作品やスケッチなども満載なイベントをリポートします!

まず会場に入って最初にあるのはシアタールームです。ゆったりしたソファで映像が見られる贅沢なスペースになっています。ここではジャン=ポールの生い立ちや彼が今まで手掛けてきた作品などをまとめたドキュメンタリーを放映しています。1時間以上ある映像で、ダンサーでもある彼が心を打たれたロシアのバレエから、マライア・キャリー(Mariah Carey)との仕事まで、幅広く彼のキャリアや考え方について知ることができます。ジャン=ポールファンは必見ですね!

シアターを出ると、ジャン=ポールの広告作品を展示するスペースに進みます。まず展示しているのは、ジャン=ポールが「シャネル」のために初めて手掛けた作品です。メンズフレグランス「エゴイスト」シリーズのために、女性が男性のエゴイズムに嘆く姿や、一方で男性が自身のエゴイズムと戦う姿を表現しています。続いてブラジルで撮影した広告キャンペーンは、当時CGなどがなかったために全てリアルで演出をしたものだそう。奥に進むと、まだ16歳のヴァネッサ・パラディ(Vanessa Paradis)を撮影した作品が現れます。ジャン=ポールは「苗字のパラディとパラダイスを掛けて、彼女を天国の鳥と表現しています。そんな天国の鳥を、鳥かごに入れてしまいました(笑)!」と話していました。そのほかアイコニックな「ナンバー5」の香りを表現したアートも登場します。鮮やかなカラーを使ったこれらの作品の中には、実際に世に出ていないピースもあるそうです!最後に、今回のイベントの主役である「チャンス」の広告キャンペーンを展示しています。

展示スペースには、スケッチやイラストレーションのほか、デジタルなインスタレーションも登場します。暗く仕切られたスペースには、鏡に写した「ナンバー5」の中に閉じ込められ、小鳥になったココ・シャネル(Coco Chanel)の動くインスタレーションが登場!小鳥になってボトルの中に飛ぶ姿、とても可愛らしいです!こちらのインスタレーションの仕組みを解説したスケッチも公開しているので、ぜひ見てみてください。会場の中央には「シャネル」以外の仕事を音楽のリズムに合わせて画面が切り替わるスクリーンも登場します。

展示スペースを抜けると、ポップアップストアと、オーディションルームが。CMと同じ、椅子を使ったダンスをイメージし、部屋には椅子が並べられています。ここで応募者はジャン=ポールとライアンの前でダンスを披露することになります。4月1〜6日に予選、最終日の7日に決勝戦が行われ、合格者4人はパリに招待されます!さらに、パリでは、バレエダンサーのオーレリー・デュポン(Aurelie Dupont)のレッスンを受けられるという、超豪華なコンテンツをプレセントするそうです。なお、ウェブでの予約枠はすでに定員になったのですが、当日飛び入り参加もできる(!?)かもしれないそうなので、予約していない人もまだ遅くないかもしれません!ちなみにオーディションの部屋はガラス張りになっているので、その様子を外から見られるようになっています。

ポップアップショップでは、既存の「チャンス」の香水とヘアミストのほか、6月に発売する「チャンス オー タンドゥル パルファム」のコフレを先行販売中です。「チャンス オー タンドゥル パルファム」は4つの香りがある「チャンス」シリーズの中で一番人気のピンクの「チャンス オー タンドゥル 」の新作になります。既存の「オードゥ トワレット」のグレープフルーツやジャスミンをブレンドしたフェミニンでフルーティーな香りですが、新作はローズをブレンドし、より大人の女性も楽しめるものになっています。こちらは4代目調香師のオリヴィエ・ポルジュ(Olivier Polge)が手掛けました。ちなみに豆知識ですが、「シャネル」の「チャンス」は幸運のシンボルとしてさまざまな意味が込められています。例えば丸いフォルムは、「運命の輪」をイメージして作られていたり、四角いキャップは、サイコロをイメージしたり。また、「CHANCE」と「CHANEL」は2文字しか違わないことも、何か運命を感じますよね……!

なんとも盛りだくさんなイベントリポートでしたが、7日まで無料で誰でも入れるので、ジャン=ポールファンはもちろん、ダンスオーディションを見たい人や、新生活に向けて新しい香りを探している人はいかがでしょうか?

服に愛があってそれを仕事にしている人とのトークが楽しい

香取慎吾による国内初のアート作品展「サントリーオールフリーpresents BOUM!BOUM!BOUM!(ブン!ブン!ブン!)香取慎吾NIPPON初個展」が、豊洲のIHIステージアラウンド東京で6月16日まで開催されている。訪れてまず驚くのが作品の数とその大きさだ。アート展ではあるが126点の絵やオブジェに飲み込まれるような体感は音楽のライブや演劇の舞台に近い。ファッション通でも知られる香取に話を聞いた。

以前、フィービー・ファイロ(Phoebe Philo)時代の「セリーヌ(CELINE)」が好きだと聞きました。

今でも好きです。裏地が赤のライダースとか、僕のサイズがあれば今だに欲しいです。

好きな理由を言葉にすると?

なんでなんだろう。形、縫製、革の感じとか全部ですね。裏の見えないところや袖口のディテールなど、“必要ない”ところにまでいい仕事をしている姿勢が好きだし、ほれちゃう。「こんなとこ要らないよ~」とか「なんでこんなことやっているの」とか(笑)言いたくなっちゃう。

今気になるデザイナーは?

少し気になっているのは、「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」のメンズかな。ちらっとしか見てないですが、ちらっと見た感じがすごい好きそうで久々にファッション欲が湧きました。

久々のファッション欲だなんて寂しいことをおっしゃる。

今もたくさん買っていますよ。ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)の「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」も、「グッチ(GUCCI)」も「バレンシアガ(BALENCIAGA)」も「ディオール(DIOR)」も。ただ、「ステラ・マッカートニー」はまだ持っていなけどなんか気になる存在です。

コラボレーションしてみたいファッションブランドはありますか?

(かなり長考した後に)「グッチ」です。「グッチ」は膨大な商品群の中に、すごいヘンな(笑)ラインや「え、これ?」って突っ込みたくなるアイテムもありますよね。そこにこの(僕のアート作品の)感じ、ちょっと入(はい)れませんか?(笑)と。僕のキャラクターの黒うさぎとかどうでしょうか。あとは「ハンター(HUNTER)」の長靴をキャンバスにしてみたい。欲しい長靴ってなかなか見つからないし。

「ハンター」のアラスデア・ウィリス(Alasdhair Willis)=クリエイティブ・ディレクターはステラの夫でもありますね。描くとしたらどんな絵を?

すごい晴れている絵とかでしょうか。

服を買うとき、接客は大事ですか?

大事です。僕は“服バカ”を自負していますが、「金額はかわいくないけど、これかわいくないですか?」とか言いながら見せてくれたり、「これ、好きでしょ?」と提案してくれる販売員さんとの話が楽しい。服に愛があってそれを仕事にしている人とファッショントークをしに行くだけでも楽しい。他のブランドの話を振ったら、「実は自分、1つ前はそこにいたんです」とか返ってきたり(笑)、今後のブランドの展開を一緒に考えたり。洋服の買い物はそんな時間を含めて楽しいから。

ヤンチェ_オンテンバール(JANTJE_ONTEMBAAR)」を昨年スタートさせ、服を“作る”“売る”側になって見えたこととは?

AW(秋冬)でスタートし、今、初めてのSS(春夏)を体験していますが、すごく楽しいですね。秋冬と春夏の違いで試行錯誤したり。「ヤンチェ」の服には僕の描いた絵が反映されていますが、生地にのせると服のサイズと合わなかったりしますが、着地を考えて絵を描くのは違うし、と。自分の思い通りに描いた絵がそのまま服になればいいのにと思います。

「ヤンチェ」の店は売れていますか?セールをしたくないからコートは受注生産という方針だそうですが。

おかげさまでコートも残ることなくよく売れました。周りのオトナたちの顔色がやる気に満ちあふれているから数字もよいはずです(笑)。早い段階で完売した商品もたくさんあり、「欲しいのに買えない」という声もたくさんあがりました。だからと言って大量に生産してセールはしたくない。次に買いに行ったとき、同じ商品が安くなっていると悲しいですから。祐真さんと始めた「ヤンチェ」は、質はきちんとしているのに、ファッションでしっかり遊んでいるのが理想だし、それを表現したい。売れ残ってしまうのは“遊んでいる”とは言えないから。

「ミズノ」と「マスターピース」のコラボ再び 仕事とワークアウトを両立させるビジネスマンのバッグ

「ミズノ(MIZUNO)」は、バッグブランド「マスターピース(MASTER-PIECE)」とのコラボコレクション第2弾を4月下旬に発売する。仕事とワークアウトを両立させる現代のビジネスマンに向けて、シーンを問わず使用できるバックパック、ブリーフバッグ、サコッシュを用意する。デザインは、「ミズノ」の野球用グローブに使用されるレザーとポリウレタンの異素材の組み合わせと、ネイビー×ブラックのカラーコンビネーションが特徴だ。取扱店舗は、大阪茶屋町店をはじめとする「ミズノ」直営店や公式オンラインストアなど。

大小2サイズをそろえるバックパック(大が4万4000円、小が3万8000円)は、革靴からトレーニングシューズへの履き替えなどを想定し、内側にシューズ収納スペースを設けた。手持ちやショルダーバッグ、バックパックとして使える3ウエイのブリーフバッグ(4万1000円)は、キャリーケースの上で固定できるベルト付き。サコッシュは、バックパックと同様に2サイズ(大が1万5000円、小が1万2000円)を用意する。

両者は共に大阪を拠点とするブランド。昨年4月に発売したコラボ第1弾は好評を博し、ほぼ完売となった。

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ジュエリーブランド「ジャスティン デイビス(JUSTIN DAVIS)」は、プロダクトラインの“ジャスティン デイビス ヴァリアス(JUSTIN DAVIS VARIOUS)”から初のウィメンズ・ライダースジャケットを12月上旬に発売する。価格は38万円。デザイン監修は「マジカル デザイン(MAGICAL DESIGN)」の内山英雄オーナー兼デザイナーが務める。

メーン素材には、銀面(表面)を引き締め適度にコシを持たせることで表情に透明感を出した、クロムなめし革(牛革)を採用している。真骨頂ともいえる、シルバーを使ったスタッズワークも健在だ。ファスナースライダーやバックルも同じくシルバー製となっており、特にフロントのファスナースライダーにはダイヤモンドが埋め込まれている。全て「ジャスティン デイビス」オリジナルのパーツだ。

「スタイリッシュな見た目はもちろん、着心地にもこだわった。女性にも『ジャスティン デイビス』の世界観を堪能してほしい」と加藤久美子プレス。

「カルティエ」が手掛ける“コンビニ”の全貌公開

カルティエ(CARTIER)」が9月21~30日に東京・表参道に期間限定でオープンする“コンビニ”の全貌を明らかにした。店名は「カルチエ」。1階では店舗限定のスペシャルなメニューやワンランク上の日用品を販売し、2階にはイートインスペースをイメージした、新作モデルを自由に試着できるタッチ&トライ エリアを設ける。

ありふれた1本の釘をジュエリーに仕立てるという大胆な発想で1971年に生まれた“ジュスト アン クル”のバックグラウンドストーリーを再解釈し、身近なコンビニをプレシャスに変身させるというのが店のコンセプト。店名の「カルチエ」は“ジュスト アン クル”と同じ1970年代に生まれた日本語のロゴを使用。自由で陽気なカルチャーが花開いた当時へのオマージュだ。

1階には、赤坂のレストラン「タカザワ」の高澤義明シェフが手掛けた新感覚コロッケや、入手困難なスイーツとして話題の庄司夏子パティシエによるマンゴータルト、高級紅茶ブランド「ベッジュマン&バートン(BETJEMAN & BARTON)」の世界初の瓶詰め紅茶など、通常のコンビニとは一線を画す極上の逸品だけが並び、“ジュスト アン クル”にフォーカスしたスペシャルマガジンも販売する。2階のタッチ&トライ エリアではスリムに進化した“ジュスト アン クル”シリーズの新作を試着できる。

28日には、“ジュスト アン クル”を身に着けている人なら誰でも入場できるイベントを開催する。詳細はスペシャルサイトで随時更新する。

釣りの「ダイワ」が手掛ける「ディーベック」が表参道に新店 内装は佐藤可士和がデザイン

釣り用品の「ダイワ(DAIWA)」の運営会社グローブライドが手掛けるアパレルブランド「ディーベック(D-VEC)」は3月2日、表参道ヒルズ地下1階に新店舗ディーベック トウキョウ エクスクルーシブ(D-VEC TOKYO EXCLUSIVE)をオープンする。店舗面積は約100平方メートルで、2017年の同ブランドスタートと共にオープンした東京・原宿の店舗に続き2店舗目。同ブランドのみを置く原宿店とは異なり、アパレルから釣り竿、釣り用の小物まで「ダイワ」と「ディーベック」双方のメンズ・ウィメンズ商品を販売する。

空間のデザインは同ブランドのロゴなども手掛けている佐藤可士和が担当。白を基調としたシンプルな内装に、巨大なブランドロゴのオブジェがインパクトを放つ空間だ。ラックには釣り具でよく用いられているカーボン素材をメインに使用。店内に設置されたマネキンでは、「ディーベック」と「ダイワ」のウエアをミックスした着こなしを提案する。

店舗オープンに先駆けてプレス向けに行われた内覧会に登壇したグローブライドの小林謙一執行役員は、「東京ではファッションの発信地である原宿と表参道に出店した。既存の原宿店ではやや若い年齢層に向け、比較的に手に取りやすいカジュアルな商品を置き、表参道店では30~40代をターゲットにしたやや高級な商品構成にしている」と語る。今後も名古屋や大阪、福岡などの都心部を中心に出店する計画だ。「現状は百貨店でのポップアップなどが主体だが、これからは卸も検討している。現在『ピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMMAGINE UOMO)』でも出展しており、まずは卸を中心に海外にも進出していきたい。自然環境で培ってきた技術をより多くの人に知ってもらい、釣りの文化をライフスタイルに根付かせていくつもりだ」と意気込んだ。